柔らかい脳を作ろう
人間歳を取ると、頭が硬くなるといいます。
子供は、柔軟な発想で大人が考えつかないようなことを行ったり、盲点をついたことをしてみたり、時には驚かされるような視点で物事を捉えたりもします。
大人になって歳を経るにつれて、逆に子供の頃の発想は影を潜めていく。もちろん、経験がそうさせることもあるのでしょうが、脳の衰えと関係があるのかもしれません。
残念ながら、歳を取っていくと脳の細胞はだんだんと衰えて元気がなくなっていきます。新陳代謝が衰え、その機能はどんどん低下していきます。
DHA(ドコサヘキサエン酸)とARA(アラキドン酸)は、脳を形作る上で重要な役割を担っているわけですが、これらは年齢と共に徐々に減少していくことがわかっています。
脳を働かせるのに大切な成分であるにもかかわらず、加齢と共に減っていき、体内で生成することも困難なため、放っておくとDHA(ドコサヘキサエン酸)とARA(アラキドン酸)はどんどんなくなっていき、物忘れなどの脳のトラブルを実感することになります。そのため、食品やサプリメントなどから積極的に摂取していくことが求められています。
DHAとARAにより、脳が活発に活動できることで、若い時のような柔らかい脳を維持することも不可能ではないかもしれません。
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