魚だけでなく、肉も食べよう

日本食といえば魚というくらい、魚は日本人にとってとても馴染み深い食べ物であるといえます。焼き魚、煮魚、干物など、その調理方法も様々で、いろいろな味を楽しむことができます。

 

魚には脳の働きに良いとされるDHAが多く含まれているので、脂っこい肉類よりも魚類を多く食べるようになったという人は少なくありません。ただ、魚ばかりで肉は全く食べないという傾向は、あまり良くないということがわかってきています。
脳のアンチエイジングケアに重要なアラキドン酸(ARA)は、豚肉、レバー、卵などに多く含まれているので、肉や卵もバランス良く摂取していくようにしましょう。しかし、ここで気をつけなければいけないのが、「じゃあ、肉や卵をいっぱい食べよう」と考えてしまうことです。

 

肉や卵ばかり過剰摂取してしまうと、コレステロールが気になります。コレステロールを摂りすぎると生活習慣病など、その他の病気が気になってしまうので注意が必要です。

 

結局、大切なのは、肉も魚も野菜もバランス良く摂取すること

 

肉にも魚にも野菜にも、それぞれにいいところがあるので、全てをバランスよく食べることでいいとこ取りをすることができるわけです。

 

そうすることで、アラキドン酸だけでなくDHA(ドコサヘキサエン酸)も摂取でき、野菜も食べることで様々な栄養素を身体に取り込むことができます。よく1日30品目を目標にといわれますが、それだけバランスのとれた食事というのは大事なんですね。脳はもちろん、身体全体にとっても健康的な生活を送ることができるのではないでしょうか。

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アラキドン酸の食事メニュー
アラキドン酸(ARA)は、卵、肉類、魚介類などに多く含まれますが、毎日の食生活でどのようなメニューを食べていけばいいか考えてみましょう。
アラキドン酸が多く含まれる食品
アラキドン酸が多く含まれる食品には、鶏卵、豚レバー、豚肉、くじら、ピータン、わかめブリ、さば、いわし、鮎、うになどがあります。